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Instagram?Facebook?Twitter?
導入企業急増のSNSライブ配信とは。

2022.07.13
2022.07.13
 

SNSツールの普及だけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、SNSライブ配信は気軽な娯楽として若者を中心にとても人気です。
インフルエンサーや有名人が配信することが多いですが、最近ではアパレルブランドなどを始めとし、多くの企業がSNSライブ配信に取り組んでいます。

目次

1. SNSライブ配信とは
2. SNSライブ配信の注目が高まっている背景
   – SNSの普及
   – ライブ配信の人気の高まり
3. SNSライブ配信プラットフォーム
   – Instagram
   – Facebook
   – Twitter
   – YouTube
4. 企業がSNSライブ配信を行う場面
   – 商品販売
   – セミナー勉強会
   – インタビュー
5. SNSライブ配信のコツ
   – 配信の目的の明確化
   – 配信前告知
   – 視聴者とのコミュニケーションを大切にする
   – ファンとの共感を生む
   – エンタメ性のある配信
   – 継続的な配信
   – 配信時間の工夫
   – SNSの連携
6. SNSライブ配信の注意点
   – 配信者の印象がそのまま企業の印象に
   – ライブ配信は編集ができないので炎上に注意
7. 商品販売にライブ配信を活用する場合は専門のプラットフォームを
   – 埋め込み型とSNSの比較
8. まとめ

 

1. SNSライブ配信とは

SNSライブ配信とは、SNS(ソーシャルネットワークシステム)ツールのライブ配信機能を用いて行うライブ配信のことです。友人に向けた限定的な配信から、インフルエンサーや有名人がファンやSNSユーザーに向けて行う全般的な配信までさまざまな目的で用いられています。
一人一台スマホを持っていることが当たり前になり、いつでもどこにいてもライブ配信ができるという手軽さで人気が高まっています。
SNSライブ配信は娯楽としての活用がメインでしたが、SNS広告やSNSマーケティングなどSNSのビジネス活用が盛んになる中で、SNSライブ配信に取り組む企業が増えています。

 

2. SNSライブ配信の注目が高まっている背景

スマートフォンが普及し、SNSを使うことが当たり前になりました。
また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要や5G回線によってライブ配信の人気も高まっています。

 

|SNSの普及

一人一台スマホを持っていることが当たり前の時代になりました。そのような状況の中でスマホユーザーのほとんどがSNSを利用しています。
日本国内のSNSユーザーは年々増加しています。
 

出所:2022年度SNS利用動向に関する調査

出所:2022年度SNS利用動向に関する調査
株式会社ICT総研の「2022年度SNS利用動向に関する調査」によると、日本国内のSNSユーザーは2022年末に8,270万人に達すると見込まれています。
日本国内の総人口が減少している一方で、若者だけでなく高齢者にもスマホの普及が進んでおり、それに伴いSNSユーザーも増加しています。

 

|ライブ配信の人気の高まり

SNSライブ配信の注目が高まっている背景には、ライブ配信そのものの人気の高まりがあります。コロナ禍の巣ごもり需要によって、配信側も視聴者側も家で楽しむことができる娯楽としてライブ配信がより日常的なものになりました。
ライブ配信の人気が高まって要因には、ライブ配信が手軽にできるようになったことや人気ライバーが出てきたことなどがあります。
YouTubeやTikTok、InstagramなどのSNSはもちろん、ライブ配信専用のアプリの登場によってライブ配信を行うためのハードルが下がりました。
また、ライブ配信では「投げ銭」と呼ばれる機能によって配信者が稼ぐことができるようになっています。それによってプロのライバーや人気ライバーなどの配信者が出てきています。このようなライバーにファンが付くことで、ライブ配信の強みである「推し」とリアルタイムにつながることが活かされライブ配信の人気が高まっています。

 

3. SNSライブ配信プラットフォーム

SNSライブ配信といってもいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。

 

|Instagram

Instagramのインスタライブは多くの企業が取り組んでいるSNSライブ配信プラットフォームです。個人アカウントに対して商品を販売するライブ配信がよくみられます。
InstagramのSNSツールの特徴として写真や動画がメインの媒体であるということがあげられるため、ビジュアルを意識した投稿や配信が重要になります。
 
【メリット】
・フォロワーへの効果的な訴求ができる
・ライブ配信の通知があり、配信に気づいてもらいやすい
・コメント機能や質問機能で双方向のコミュニケーションが可能
・ストリーズ機能で配信の事前告知ができる
・配信前にストーリーズで質問募集が可能
・コメントコントロール機能で不適切なコメントや設定したワードが含まれるコメントを非表示にできる
・複数人(最大4人)でのコラボ配信ができる
・配信をアーカイブとしてリール動画に残すことができる
 
【注意点】
・PCからの配信ができない
・最長の配信時間が4時間
・フォロワーが少ないと視聴数が安定しない
・配信時にかけているBGMが著作権侵害となると配信が停止されてしまう

インスタライブに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
▶効果的なインスタライブを行うには?成功するライブ配信のコツとは。

 

|Facebook

Facebookは他のSNS よりもビジネスの場面で多く利用されています。そのため、一般ユーザーへの商品販売を目的としたライブ配信よりも、説明会やセミナーなどの場面での活用が多くみられます。BtoB企業での導入の事例もあります。
 
【メリット】
・スマホ、PCのどちらからでも配信が可能
・ライブ配信の通知があり、配信に気づいてもらいやすい
・コメント機能で双方向のコミュニケーションが可能
・配信後に動画保存が可能
・ライブ配信の動画をクロス投稿できる
・配信中にアンケートをとることができる。
 
【注意点】
・Facebookのアカウントを持っている人しか配信を見ることができない

 

|Twitter

Twitterのライブ配信サービスはツイキャスと呼ばれるものです。ツイキャスでの配信はTwitterにも配信されます。限定公開の機能を使って、視聴ユーザーを選択することが可能であるため、コミュニティ形成の目的での使用と相性がいいです。
 
【メリット】
・コメント機能で双方向のコミュニケーションが可能
・ライブ配信を開始するとツイートとしてTwitter上のタイムラインに通知が流れる
・配信がトレンドになることによる、集客につながる
 
【注意点】
・テキストメインの媒体であり、Twitterをライブ配信ツールと認識している人が少ない
・ツイートを非公開の状態では配信ができない。

 

|YouTube

動画配信のSNSとして人気が高く、ユーチューバーと呼ばれる配信者が現れるなど娯楽としての動画配信が多いですが、ビジネスでの活用も増えています。
 
【メリット】
・コメント機能で双方向のコミュニケーションが可能
・アクティブユーザーが多い
・スマホ、PC、テレビ等様々な視聴方法がある
・不適切なコメントなどを削除するためのモデレーターを設定できる
・投げ銭機能(Super Chat)がある
・アカウント作成なしでも視聴できる
 
【注意点】
・ユーザー数が多いため、競合も多く埋もれてしまうことがある
・チャンネル登録者数が少ないと視聴数が安定しない。

 

4. 企業がSNS配信を行う場面

企業が行うSNSライブ配信は商品を販売するだけではありません。誰を対象にどんな目的があるかによって使うツールなども変わってきます。

 

|商品販売

さまざまな場面でSNSライブ配信が用いられるといっても最も多い使用目的がライブ配信で商品を販売すること、いわゆるライブコマースです。
画像やテキストだけでは伝わりきらない商品の魅力を映像によって伝えるだけでなく、コメント等の機能でユーザーの質問に答えることができるため、販売促進につながります。

 

|セミナー勉強会

企業のサービスの紹介や改善、活用方法などのノウハウの伝授などを行うためにもSNSライブ配信は活用されます。
限られた顧客への勉強会の場合、zoomなどでもよいですが、より多くのユーザーへのアプローチをするためにはSNSライブ配信は効果的です。

 

|インタビュー

就活生に向けた採用情報のライブ配信を想定すると、実際に働いている社員へのインタビューといった配信も考えられます。
ライブコマースよりになりますが、商品の開発者や利用者へのインタビューも商品販売促進につながるでしょう。

 

5. SNSライブ配信のコツ

SNSライブ配信を行うにあたって重要なポイントを解説いたします。

 

|配信の目的の明確化

まずは配信の目的をはっきりと定めることが大切です。何のためにやり、目標が何なのかを決めることで、使うツールや運用方法が決まります。
大前提の目的を決めずに、取り組んでしまうと狙った効果を出すことが難しくなってしまいます。

 

|配信前告知

ライブ配信を行う前に告知を行うことが非常に重要です。ライブ配信における告知は「集客」にあたります。ライブ配信をしたのに視聴者がいなくては意味がありません。
自社のSNSで告知することはもちろん、インフルエンサーなどを配信者として起用する場合は、その方の個人アカウントでの告知もお願いしましょう。

 

|視聴者とのコミュニケーションを大切にする

ライブ配信を視聴するユーザーの多くは、配信者とのコミュニケーションを楽しみにしています。「名前が呼ばれた」「コメントが読まれた」という経験はライブ配信限定の魅力です。コメントへの反応はもちろん、視聴側がコメントしたくなるよう問いかけるなどの工夫も大切です。

 

|ファンとの共感を生む

ライブ配信は、認知度が非常に高い企業やインフルエンサーの配信でない限り、一回の配信で大きな成果を出すことは難しいです。そのため安定的に視聴してくれているファンが重要になります。企業としての目標を掲げ、目標に向けて頑張る様子を継続的な配信で見せ、目標の達成を共に成し遂げることで、配信コンテンツからブランド、企業のファンを獲得できます。

 

|エンタメ性のある配信

ライブ配信を伸ばすには新規視聴者の獲得も欠かせません。そのためにエンタメ性のある配信が重要です。商品の良さをひたすら語るだけでなく、実際に使っている様子や従来品との対決など興味を引く企画の工夫が新規獲得につながります。企画の工夫だけでなく、配信者自身が表情豊かにリアクションを大きくすることも意識しましょう。ライブ配信は編集ができない分配信者自身の表情や動きが配信の盛り上がりに大きく影響します。
 
ライブコマース企画については下記の記事でもまとめていますので、もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
▶ライブコマースのコンテンツ・企画作りにおけるポイント

 

|継続的な配信

先ほども述べたように、知名度が高くない限り、一回の配信で成果を出すことは非常に難しいです。競合のライブ配信などもあり、認知が直接視聴者数につながるので成果を出すには地道に配信を続けていくしかありません。
人間はよく目にするものに関心を抱く傾向があります。本記事で述べていることを意識しながら根気強く配信を続けていくことが重要です。

 

|配信時間の工夫

何時に配信をするのか、ということも非常に重要です。ライブ配信であるため、その時間に見ることができる人でなければ視聴できません。配信のターゲットのライフスタイルを想定し、適切な時間に配信をしましょう。配信を繰り返す中で、時間を固定することも効果的です。「何曜日の何時にはあの配信がある」と考えることができファンにとって大きなメリットです。

 

|SNSの連携

配信を行う媒体のSNSだけでなく、様々な媒体を駆使して、ユーザーとのコミュニケーションの場を設けましょう。配信の告知だけでなく、普段から新商品情報やセール情報など、を発信することでライブ配信の集客にもつながります。

 

6. SNSライブ配信の注意点

SNSライブ配信にはいい面ばかりでなく、注意しなければならない点もあります。
今後配信する際は、本記事で解説する注意点に気を付けて行いましょう。

 

|配信者の印象がそのまま企業の印象に

SNSライブ配信を行うにあたって、配信者にインフルエンサーや有名人をキャスティングすることがよくあります。キャスティングをする際には、知名度だけでなく、商品やブランドイメージに適しているかということを重視しましょう。配信者は商品や企業を代表して配信を行っているため、その方の印象が企業の印象になります。
スキャンダル等でもイメージダウンにつながりかねないので慎重なキャスティングが重要です。

 

|ライブ配信は編集ができないので炎上に注意

ライブ配信は文字通り“ライブ”であるため、編集ができません。そのため、不適切な発言や態度には注意が必要です。稀ではありますが、視聴者の中には、いわゆる「荒らし」と呼ばれるコメント等でライブ配信を荒らすことを目的とした人がいます。そのような方を相手にしてヒートアップしないよう心がけましょう。
SNSが普及している現代では、一度のミスが拡散され炎上に繋がってしまいます。炎上には細心の注意を払いながら配信を行いましょう。

 

7. 商品販売にライブ配信を活用する場合は専門のプラットフォームを

SNSでのライブ配信について述べてきましたが、SNSは、そもそもはプライベートコミュニケーションツールであり、ビジネスや販売を目的としたものではありません。
そのため、SNSライブ配信に限界を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ライブ配信の中でも、商品販売(ライブコマース)を目的としている場合は専門のプラットフォームを導入することが効果的な場合もあります。

 

|埋め込み型とSNSの比較

ラブコマースプラットフォームとしてのSNS型と埋め込み型の比較をします。

・SNS型

SNS型の最大のメリットは導入ハードルの低さです。無料かつ、普段から使い慣れているツールで配信ができる点は魅力的でしょう。
しかし、専門のツールではないため、購入導線がなく、思うように販売が伸びないということがあります。配信自体は楽しんでくれるが購入をしてくれない、かご落ちが多い、といった課題を抱える企業様が多くいます。

・埋め込み型

埋め込み型とは、販売している自社ECに埋め込むことで、自社EC上でライブ配信が可能なプラットフォームです。
導入に費用がかかるため、導入のハードルを高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、埋め込み型の場合、購入導線が明確であるため、CVRの向上ができます。また、運用のサポートまで行ってくれる事業者が多く、ライブ配信初心者の企業様でも成果を上げることが期待できます。

ライブコマースプラットフォームに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
▶ライブコマース配信の種類の違いってなんだろう?各プラットフォームの特徴と活用法
▶あなたにあうライブコマースご提案 プラットフォームの種類とそれぞれの機能

 

8. まとめ

本記事では、SNSライブ配信とは何かについて述べてきました。
スマホやSNSツールの普及の中でライブ配信に取り組む協業は増えています。
ライブコマースに取り組みたいが何からすればいいのかわからない、SNSライブ配信に取り組んでいるが、伸び悩んでいるなど、どんな悩みでも、弊社サービス「ライコマ」まで一度ご相談くださいませ。
 
 
 

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